韓国コスメは種類が多く、店に着いてから選ぼうとすると迷います。この記事は、ブランドの紹介よりも、旅行の流れに沿って「出発前に決めること」「店で確認すること」「空港と帰国で気をつけること」を順番に整理しました。
免税と持ち帰りのルールは、公式の情報が確認できた範囲だけを具体的に書いています。確認できなかった価格や還付率などの数字は載せていません(確認日:2026年9月19日)。
出発前に決める:目的と予算
店に入る前に、今回買うものの目的を決めておくと、買いすぎを防げます。目的の分け方は、大きく3つです。
| 目的 | 選び方の考え方 |
|---|---|
| お土産としてまとめ買い | 軽くてかさばらず、多くの人に使いやすいものを選ぶ。マスクパックやリップなど |
| 自分用のスキンケア | 肌に合うかが最優先。初日に少量を試し、問題がなければ帰国前に買い足す |
| メイクの新色や限定品 | 色は照明や肌色で見え方が変わる。店頭のテスターで確認してから買う |
予算は「使う上限」を先に決めます。「お土産用は好きに買う、高価なスキンケアは1点だけ厳選する」のように、自分なりのルールを作ると満足度が高くなります。買い物を旅行の最終日にまとめると、スーツケースの空きと重さを見ながら選べるため、買いすぎも避けやすくなります。

どこで買うかで、選べる範囲が変わる
| 買う場所 | 強み | 気をつけること |
|---|---|---|
| ドラッグストア(オリーブヤングなど) | 複数ブランドを一度に見比べられる | 店舗によって品揃えや観光客向けの対応が違う |
| ブランドの直営店 | 限定品や新作が見つかりやすい | 1ブランドしか見られないため、比較には店を回る必要がある |
| 免税店 | 高級ラインの品揃えが多い | 購入時にパスポートが必要。受け取り方法を確認する |
初めてなら、複数ブランドを一度に見比べられるドラッグストアから入ると、自分の好みが分かります。そのうえで、気に入ったブランドの直営店で限定品を探す流れが効率的です。明洞や東大門などの買い物エリアの選び方は東大門の楽しみ方も参考になります。
店での確認事項:比較・肌との相性・成分
同じブランドでも、店舗によって配るサンプルや特典が違うことがあります。気になる商品は1軒目で決めず、2〜3店舗を見てから買うのが基本です。
成分表示は、韓国語と英語が併記されていることが多く、成分名は国際的な表記(INCI名)に沿っているとされます。避けたい成分がある場合は、出発前にスマートフォンへ成分名を控えておき、店頭で翻訳アプリのカメラ機能を使って照合すると確認しやすくなります。敏感肌の人は、いきなり大量に買わず、サンプルで試してから使い始めてください。

支払いと免税の考え方
韓国の免税(タックスリファンド)は、条件が変わることがあります。旅行情報サイトでは、1店舗あたり15,000ウォン以上の購入が対象で、店頭で消費税分が差し引かれる「即時還付」と、空港などで手続きする「事後還付」がある、と紹介されています。いずれも、外国人旅行者であることの確認にパスポートが必要です。
ただし、金額の条件や上限、対応する店舗は変更されることがあります。会計の前に、レジで「免税に対応していますか」と確認するのが確実です。レシートは、事後還付の手続きに使う場合があるため、捨てずに保管してください。現金とカードの使い分けや両替は韓国の両替はどこですべきかにまとめています。
飛行機に乗る前:液体の持ち込みルール
化粧水やクリーム、ミストなどの液体は、国際線の機内に持ち込む場合、容器ごとの容量に制限があります。一般に、100ミリリットルを超える容器は手荷物に入れられず、預け荷物に入れる必要があります。大きなボトルを買う予定があるなら、預け荷物に入れる前提で、割れないように包んで梱包してください。詳しい条件は、利用する空港と航空会社の案内で確認できます。

日本に着いたら:税関の免税範囲
日本の税関は、海外で購入したものについて、海外市価の合計が20万円までなら免税としています。1個の値段が1万円以下のものは、この合計には含めない扱いがあります。香水は「2オンス」(約28ミリリットル)までが免税の枠です。これを超える場合は課税の対象になり得ます。すべての旅行者は、入国時に持ち物を申告する必要があります。
個人で使う量なら問題になりにくいものの、同じ商品を大量に買った場合は、税関で用途を聞かれる可能性があります。友人へのお土産を多く買うときは、数量と目的を答えられるようにしておくと安心です。
お土産にするときの選び方
お土産として配る目的なら、肌質を選ばず、軽くてかさばらないものが向いています。マスクパックやリップケア、ハンドクリームのように、1つずつ包装されていて、渡す側も受け取る側も気軽なものが選ばれやすい傾向にあります。反対に、ファンデーションや高価なスキンケアは、肌に合うかどうかが人によって大きく分かれます。相手の好みが分からない場合は、避けたほうが無難です。
購入した商品は、渡す相手ごとに袋を分けておくと、帰国後の整理が楽になります。スーツケースに入れる際は、液体の容器が割れたり漏れたりしないよう、密閉できる袋に入れて、衣類で挟んで固定してください。
サンプルの受け取り方と使い方
ある程度の金額を購入すると、サンプルがつくことがあります。もらえる内容は店とキャンペーンで変わるため、当てにしすぎず、もらえたら試す、という位置づけで考えてください。サンプルは、そのまま持ち帰って自宅で試すのもよい方法です。旅行中に使い切ろうとすると、肌に合わなかった場合に、旅行中のコンディションを崩すおそれがあります。
買い物の時間の見積もり
コスメの買い物は、比較して選ぶために思ったより時間がかかります。店を3〜4軒回ると、移動も含めて半日近くかかることもあります。旅行の日程に組み込むときは、他の観光と同じ日に詰め込みすぎず、買い物専用の時間を確保するほうが、落ち着いて選べます。荷物が増えるため、宿に一度戻って置く時間も見込んでください。
偽物を避けるために
市場や路上の露店で、極端に安いブランド品を見かけたら注意が必要です。正規の店舗で買えば、偽物の心配は小さくなります。パッケージの印字が不自然だったり、価格が周囲の相場より極端に低かったりする場合は、正規品でない可能性を疑ってください。
よくある思い違い
- 「免税は誰でも、どの店でも受けられる」:対象店舗と条件があり、レジで確認が必要です
- 「化粧水は多めに手荷物に入れれば安心」:容器が大きい液体は、機内持ち込みができません
- 「1軒目で買えば十分」:店ごとにサンプルや特典が違います
- 「安ければ安いほどお得」:極端に安い商品は正規品か確認してください
食事や街歩きと組み合わせる計画は韓国グルメや弘大の記事を参照してください。
この記事の情報の出典
日本の免税範囲(20万円、香水2オンス、申告の必要)は、税関の公式ページに基づきます。確認日は2026年9月19日です。
- 日本税関(Passenger Clearance):https://www.customs.go.jp/english/summary/passenger.htm
- 韓国観光公社日本語サイト:https://japanese.visitkorea.or.kr/
韓国の免税の条件(1店舗あたり15,000ウォン以上など)は、公式の一次情報では確認できておらず、旅行情報サイトの記載に基づく目安です。商品の価格やキャンペーン内容は変わるため、この記事には載せていません。条件は変更されることがあるため、購入前に店頭や公式サイトで最新情報をご確認ください。



