台湾旅行の持ち物リストは韓国とかなり似ていますが、いくつか違うポイントがあります。コンセントの形が違う、気候が高温多湿、屋台グルメを食べ歩く機会が多い。この記事では台湾ならではの注意点を中心に、優先度をつけて整理します。
優先度で見る持ち物
| 優先度 | アイテム | 忘れた場合 |
|---|---|---|
| 絶対必須 | パスポート/クレジットカード | 旅行が成立しない |
| ほぼ必須 | 現金/モバイルバッテリー/変換プラグ不要(日本と同じ) | 現地で不便が続く |
| あると便利 | 制汗シート/折り畳み傘/ウェットティッシュ | コンビニで代替可 |
| なくても困らない | 虫除け(都市部では不要なことが多い) | 特に問題ない |
台湾は日本と同じAタイプのコンセントが使えるため、変換プラグは基本的に不要です。これは韓国との大きな違いで、荷物を1つ減らせるポイントです。

絶対に忘れてはいけないもの
パスポート
台湾も入国時点で有効なパスポートがあれば法令上は問題ありませんが、実務上は3か月以上、できれば6か月以上の残存期間を確保しておいてください。詳しくは航空券とビザ完全ガイドで解説しています。
クレジットカード
台湾もカード決済が広く普及しています。コンビニ、レストラン、百貨店ではほぼ問題なく使えます。ただし夜市の屋台は現金のみが基本です。
現金
夜市グルメを楽しむなら現金は必須です。両替の考え方は台湾の両替はどこが一番お得?で解説しています。
コンセントは日本と同じ
| 台湾 | 韓国 | |
|---|---|---|
| プラグ形状 | Aタイプ(日本と同じ) | Cタイプ(丸い2つ穴) |
| 電圧 | 110V(日本は100V) | 220V |
| 変換プラグ | 基本的に不要 | 必須 |
電圧がわずかに異なりますが、スマートフォンやカメラの充電器はほとんどが100〜240Vに対応しているため、実用上の問題はありません。ドライヤーなど大きな電力を使う機器だけ、対応電圧を確認しておくと安心です。
気候と服装:高温多湿への対策
| 季節 | 気候の特徴 | 持っていくべきもの |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 雨が多い | 折り畳み傘・レインジャケット |
| 夏(6〜9月) | 高温多湿・台風の季節 | 制汗シート・日焼け止め・帽子 |
| 秋(10〜11月) | 過ごしやすい | 薄手の羽織り |
| 冬(12〜2月) | 湿った寒さ。曇りが多い | 防水の上着 |
台湾の夏は湿度が高く、汗の量が日本の夏より多くなります。制汗シートやタオルは想像以上に活躍します。一方で室内の冷房は強めに効いているため、薄手の羽織りを1枚持っておくと快適です。
台北は冬でも氷点下になることはまれですが、湿気を含んだ寒さで体感温度は低く感じます。防水性のある上着があると安心です。

通信手段
| 方法 | 費用目安(3〜4日) | 向いている人 |
|---|---|---|
| eSIM | 1,000〜1,500円 | スマホ1台・身軽に済ませたい人 |
| ポケットWi-Fi | 1,500〜2,500円 | 複数人・複数台で使う人 |
| 現地SIM | 500〜1,000円 | コンビニで買える手軽さ重視 |
台湾はコンビニでSIMカードが手軽に買えるのが特徴です。空港に着いてから調達する選択肢も十分に現実的です。詳しい比較は通信・Wi-Fi完全ガイドをご覧ください。
交通系ICカード
到着後すぐに悠遊カード(EasyCard)を買っておくと、MRT・バス・コンビニでそのまま使えます。空港のコンビニですぐ購入できるので、荷物として準備する必要はありませんが、購入することは予定に入れておいてください。
買い方は台湾の悠遊カード完全ガイドをご覧ください。
夜市を歩くための持ち物
台湾旅行の楽しみのひとつが夜市での食べ歩きです。準備しておくと快適さが変わります。
ウェットティッシュは屋台グルメで手や口を拭くのに欠かせません。小銭を入れやすいポシェットやショルダーバッグは、両手を空けて食べ歩くのに便利です。汚れても構わない服を1枚用意しておくと、ソースが飛んでも気にせず楽しめます。
日本で買うべきか、現地で買えばいいか
| アイテム | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| モバイルバッテリー | 日本で用意 | 手荷物必須。現地購入は割高 |
| 常備薬 | 日本で用意 | 言葉の壁があり選びにくい |
| 日焼け止め | 現地でも可 | コンビニ・ドラッグストアで購入可 |
| 折り畳み傘 | 現地でも可 | コンビニで安く買える |
| 制汗シート | 日本製を持参推奨 | 好みの香りが選びやすい |

機内持ち込みで注意したいもの
モバイルバッテリーは航空会社の規定により、預け荷物ではなく手荷物として機内に持ち込む必要があります。容量によっては個数制限があるため、大容量タイプを複数持っていく場合は事前に規定を確認してください。
また、日焼け止めやシャンプーなど100mlを超える液体は預け荷物に入れる必要があります。旅行用の小さな容器に移し替えておくと、手荷物として持ち込みやすくなります。
写真好きなら追加したいアイテム
九份や台北101など、写真映えするスポットが多い台湾旅行では、モバイルバッテリーに加えてカメラ用の予備バッテリーやメモリーカードも役立ちます。夜景撮影が多い旅程なら、小型の三脚を1本持っていくと、夜市や展望台での撮影がぐっと楽になります。
スーツケースのサイズ選び
2〜3泊程度の旅行なら、機内持ち込みサイズのキャリーケースでも十分対応できます。お土産をたくさん買う予定があるなら、少し大きめのサイズを選んでおくと、帰りの荷物増加にも対応しやすくなります。
台湾は移動中の階段や段差が多い場所もあるため、軽量なキャリーケースを選んでおくと持ち運びが楽になります。四輪タイプなら、平坦な場所での取り回しもスムーズです。
よくある失敗
変換プラグを持っていってしまう
台湾は日本と同じAタイプなので不要です。韓国旅行の記憶で用意してしまう人がいますが、荷物が増えるだけです。
夏の湿度を軽視する
台湾の夏は日本の夏より湿度が高く感じられます。制汗シートや着替えを甘く見ると不快な思いをします。
夜市に大きなバッグで行く
混雑した屋台の間を歩くのに大きなバッグは邪魔になります。小さめのバッグに絞ってください。
MRTの改札内で水を飲むつもりでいる
台北MRTは改札内での飲食が罰則対象です。ペットボトルを持ち歩くなら、改札の外で飲み切る習慣をつけてください。
よくある質問
変換プラグは本当に不要ですか?
台湾はAタイプで日本と同じ形状のため、基本的に不要です。ただし電圧はわずかに異なるので、ドライヤーなど大電力機器は対応電圧を確認してください。
夏は虫除けが必要ですか?
台北や高雄など都市部では基本的に不要です。九份など自然の多いエリアに行くなら、念のため小さいものを持っていると安心です。
現金はいくら持っていけばいいですか?
2〜3泊なら3,000〜5,000元程度が目安です。夜市を中心に楽しむ予定なら、もう少し多めに用意しておくと安心です。
レインコートと折り畳み傘、どちらがいいですか?
夜市を歩き回る予定があるなら、両手が空くレインコートが便利です。市内観光中心なら折り畳み傘で十分です。台湾は雨が多いので、どちらか一つは必ず用意してください。
日本のSuicaは使えますか?
使えません。台湾では悠遊カードなど現地の交通系ICカードが必要です。到着後に空港や駅で購入してください。
まとめ:最終チェックリスト
- パスポート(残存期間確認済み)・クレジットカード・現金
- モバイルバッテリー(手荷物へ)・変換プラグは不要
- eSIMまたはWi-Fi(現地SIMも選択肢)
- 制汗シート・折り畳み傘(高温多湿・雨対策)
- 夜市用の小さめバッグとウェットティッシュ
台湾は日本と気候・電圧が近く、準備の負担は比較的軽い旅行先です。旅程の組み立ては台北2泊3日の回り方をご覧ください。
気候や入国要件は変わることがあります。出発前に台湾観光庁の公式サイトで最新情報をご確認ください。



