台湾旅行で絶対に外せない体験のひとつが夜市(ナイトマーケット)です。日が暮れると屋台が立ち並び、地元の人も観光客も一緒になって食べ歩きを楽しむ台湾の夜市は、グルメだけでなく雑貨やゲームコーナーもあり、台湾の文化を肌で感じられる場所です。この記事では、台北の主要な夜市とおすすめグルメを徹底解説します。

台湾の夜市とは?
夜市は台湾全土に点在する屋台の集合体で、夕方から深夜にかけて営業しています。規模の大きなものから地元密着型の小さなものまでさまざまで、台北だけでも数十か所の夜市があります。
入場料は不要で、食べたいものを屋台で注文して食べ歩くスタイルが基本です。現金払いが主流で、屋台によってはQRコード決済も使えますが、少額の現地通貨(台湾ドル)を用意しておくと安心です。
台北のおすすめ夜市
士林夜市(シーリン夜市)
台北で最も有名な夜市で、規模・知名度ともに台湾最大級です。地下鉄淡水信義線「剣潭駅」から徒歩すぐの場所にあり、アクセスも抜群です。
地下のフードコートエリアと地上の屋台エリアに分かれており、食べ歩きグルメから雑貨、衣類まで何でも揃います。観光客が多く、日本語のメニューや日本語対応のスタッフがいる屋台も見られます。
週末は特に混雑するため、早めの時間に訪れるか、平日を狙うのがおすすめです。
饒河街夜市(ラオホージエ夜市)
士林夜市と並ぶ台北の二大夜市のひとつ。地下鉄松山新店線「松山駅」からすぐの場所にある、全長約600メートルの直線型夜市です。
士林夜市に比べてコンパクトにまとまっており、端から端まで歩きながら食べ歩きするのに向いています。地元の人の利用も多く、よりリアルな台湾の夜市文化を体感できます。入口付近にある胡椒餅(フージャオビン)の店が有名で、夜市の象徴的な存在です。
寧夏夜市(ニンシャー夜市)
台北の中心部・中山エリアにある夜市で、台湾の伝統的なグルメが集まることで知られています。規模は士林夜市より小さめですが、地元の人に愛される老舗の屋台が多く、本格的な台湾料理を味わいたい人に特におすすめです。
地下鉄松山新店線「中山国小駅」から徒歩約10分の場所にあります。
臨江街夜市(リンジャンジエ夜市)
通天市場の名でも知られる夜市で、地下鉄文湖線「大安駅」から徒歩すぐです。観光客よりも地元の人の利用が多い夜市で、台北の日常的な食文化を体感したい方に向いています。規模は小さめですが、価格が良心的な屋台が多いのが特徴です。
絶対食べたい夜市グルメ

胡椒餅(フージャオビン)
豚肉とネギをたっぷり詰めた焼きパイで、饒河街夜市の名物として有名です。窯で焼き上げるため外側はサクサク、中はジューシーな肉汁があふれます。1個50〜60台湾ドル(約230〜280円)ほどで、行列必至の人気メニューです。焼きたてはかなり熱いので、やけどに注意してください。
臭豆腐(チョウドウフ)
発酵させた豆腐を揚げた台湾の名物料理で、独特の強烈な匂いが特徴です。匂いはかなり強烈ですが、食べてみると意外とクセがなく、外はカリカリ、中はやわらかい食感です。キムチや醤油ダレと一緒に食べるのが定番で、1皿50〜80台湾ドル(約230〜370円)ほどです。
大腸包小腸(ダーチャンバオシャオチャン)
もち米の腸詰め(大腸)で台湾ソーセージ(小腸)を挟んだ、台湾版ホットドッグとも呼ばれるB級グルメです。もちもちとした食感と甘辛いソーセージの組み合わせが絶妙で、夜市の人気メニューのひとつ。1本70〜100台湾ドル(約320〜460円)が相場です。
牡蠣オムレツ(蚵仔煎・オアジェン)
新鮮な牡蠣を卵と一緒に焼き、甘辛いソースをかけた料理です。外側はもちっとした食感で、牡蠣のプリプリ感がアクセントになっています。台湾料理を代表するひと皿で、1皿60〜90台湾ドル(約280〜420円)ほどです。
鶏排(ジーパイ)
手のひらサイズを超える大きな揚げ鶏で、台湾夜市の定番グルメです。外はカリカリ、中はジューシーな肉が特徴で、バジルを一緒に揚げたものが人気です。1枚80〜100台湾ドル(約370〜460円)ほどで、食べ歩きにもぴったりです。
タピオカミルクティー
台湾発祥のタピオカドリンクは、本場で飲むと格別です。夜市の周辺にはドリンクスタンドが多く、甘さや氷の量をカスタマイズして注文できます。1杯50〜80台湾ドル(約230〜370円)ほどとリーズナブルです。
芋圓(ユーユェン)
タロイモやさつまいもで作ったもちもちした団子を、かき氷や温かいシロップと合わせたスイーツです。九份(ジウフェン)の名物としても知られますが、夜市でも食べられます。1杯50〜70台湾ドル(約230〜320円)ほどです。
夜市を楽しむためのコツ

現金を用意しておく
多くの屋台は現金払いが基本です。100台湾ドル札や小銭を用意しておくとスムーズに買い物できます。両替は空港や市内の銀行、両替所で行いましょう。
少量ずつ注文する
夜市では1か所でお腹いっぱいにするのではなく、気になる屋台を少しずつ巡るのが正しい楽しみ方です。最初から食べすぎてしまうと後半に食べたいものが食べられなくなるので、量を調整しながら注文しましょう。
混雑時間を把握する
夜市は20時〜22時が最も混雑する時間帯です。ゆっくり見て回りたい場合は、18時〜19時ごろの比較的早い時間か、22時以降を狙うのがおすすめです。
汚れてもいい服装で
食べ歩きをしていると、ソースや汁が飛ぶこともあります。大切な服は避け、汚れても気にならない服装で訪れるのが無難です。
まとめ

台湾の夜市は、グルメ・雑貨・エンターテインメントが一か所に集まった台湾文化の縮図です。初めての台湾旅行なら士林夜市か饒河街夜市からスタートし、慣れてきたら地元密着型の寧夏夜市や臨江街夜市にも足を伸ばしてみてください。夜市なしに台湾旅行は語れません。ぜひ現地の空気を楽しんでください。



