韓国・台湾旅行で困りやすいのがスマホの通信問題です。現地で地図を使いたい、SNSに写真を上げたい、レストランを調べたいなど、旅行中はスマホをフル活用する場面が多くあります。
この記事ではeSIM・現地SIMカード・ポケットWi-Fiの3つの方法を比較して、あなたの旅行スタイルに合った選び方を解説します。
旅行中の通信手段は3つ

韓国・台湾旅行中にスマホを使う方法は大きく3つあります。
- eSIM:スマホに直接インストールするデジタルSIM
- 現地SIMカード:現地または日本で購入するプリペイドSIM
- ポケットWi-Fi:モバイルルーターをレンタルする方法
それぞれの特徴を順番に説明します。
eSIM
eSIMとは
eSIMはスマートフォンに内蔵されたSIMで、物理的なカードの差し替えなしにオンラインで開通できます。出発前に日本でスマホにインストールしておけば、現地到着後すぐに使えます。
メリット
手軽さが最大のメリットです。アプリやウェブサイトで購入・設定でき、空港での手続きが不要。日本のSIMはそのままにして、eSIMを追加するだけなので日本の電話番号も維持できます。
料金も比較的安く、韓国・台湾向けのeSIMは3〜5日用で500〜1,500円程度から見つかります。
デメリット
eSIM対応スマホが必要です。iPhone XS以降・Android各種など対応機種は増えていますが、古い機種では使えません。また格安SIM(MVNO)の一部はeSIMの国際利用に対応していない場合があります。
こんな人におすすめ
- 1人旅・2人旅
- eSIM対応スマホを持っている
- 事前準備を済ませて身軽に旅したい
現地SIMカード

現地SIMカードとは
現地の空港やコンビニで購入できるプリペイドSIMカードです。スマホのSIMスロットに差し込んで使います。
韓国での購入
仁川空港・金浦空港の到着ロビーにキャリアのカウンターがあります。KT・SKT・LGUなどの通信会社が販売しており、観光客向けの短期プランが充実しています。
料金目安:3〜5日用・データ無制限で1,500〜3,000円程度
台湾での購入
桃園国際空港・松山空港の到着ロビーで購入できます。中華電信・台湾大哥大・遠傳電信などが対応しています。
料金目安:5日用・データ無制限で600〜1,200円程度(台湾は韓国より安め)
コンビニ(7-ELEVEN・ファミリーマート)でも購入できますが、空港での購入が最もスムーズです。
メリット
現地の通信回線を使うため速度が安定しています。台湾のSIMカードは特に安く、コストパフォーマンスが高いです。
デメリット
日本のSIMカードを抜く必要があるため、日本の電話番号が一時的に使えなくなります(デュアルSIMスマホを除く)。SIMの差し替えが苦手な方には少しハードルがあります。
こんな人におすすめ
- コストを抑えたい
- デュアルSIM対応スマホを持っている
- 現地で購入する手間を楽しめる
ポケットWi-Fi

ポケットWi-Fiとは
モバイルルーターを日本でレンタルして持参する方法です。複数のデバイスを同時接続できます。
レンタルの流れ
日本出発前にウェブサイトで申し込み、空港カウンターや郵送で受け取ります。帰国後は空港のカウンターか郵送で返却します。
料金目安:1日300〜700円程度(会社・プランによって異なる)
メリット
複数人で1台を共有できるのが最大のメリットです。タブレットやノートPCなど複数のデバイスを同時接続できます。設定も比較的簡単で、スマホ本体の設定変更が不要です。
デメリット
毎日充電が必要で、持ち歩く荷物が増えます。電池切れになると全員が通信できなくなるため、モバイルバッテリーとのセットが必須です。紛失・破損した場合の弁償費用が高額になることがあります。
こんな人におすすめ
- 3人以上のグループ旅行
- タブレットやPCも使いたい
- スマホの設定変更が苦手
3つの方法を比較
| 項目 | eSIM | 現地SIM | ポケットWi-Fi |
|---|---|---|---|
| 準備のしやすさ | ◎ | ○ | ○ |
| 料金 | ○ | ◎ | △ |
| 速度・安定性 | ○ | ◎ | ○ |
| 複数人での共有 | × | × | ◎ |
| 日本の電話番号維持 | ◎ | △ | ◎ |
| 荷物の増加 | なし | なし | あり |
日本のキャリアの海外パケットプランは?
docomo・au・ソフトバンクなどの大手キャリアでは海外でのデータ通信プランを提供しています。1日あたり980〜1,500円程度で利用できますが、5〜7日の旅行では5,000〜10,000円以上かかることもあり割高です。
短期旅行ではeSIM・現地SIM・ポケットWi-Fiの方がコストパフォーマンスが良いケースがほとんどです。
出発前の確認ポイント
eSIMを使う場合:スマホのeSIM対応確認、キャリアのeSIM利用制限確認
現地SIMを使う場合:スマホがSIMロック解除済みか確認(2021年以降の機種は原則SIMフリー)
ポケットWi-Fiを使う場合:モバイルバッテリーの準備、返却期限の確認
まとめ

1人・2人旅でeSIM対応スマホを持っているならeSIMが最もスムーズです。コストを抑えたいなら台湾・韓国の現地SIMカードが最安値です。グループ旅行や複数デバイスを使いたい場合はポケットWi-Fiが向いています。
旅行のスタイルと人数に合わせて最適な方法を選んで、現地での通信トラブルなく快適な旅を楽しんでください。



