桃園国際空港から台北市内へは、空港MRT(桃園メトロ)、バス、タクシーの3つで移動できます。この記事では、運賃と所要時間を桃園メトロの公式サイトで確認できた鉄道を軸に、到着してから宿に着くまでの流れを順番に整理しました(確認日:2026年9月19日)。
バスとタクシーは、公式サイトから最新の数字を確認できなかったため、金額や路線番号を載せていません。数字を推測で書いて外すより、確認方法を示すほうが役に立つと考えたためです。
到着してから宿に着くまでの流れ
①入国審査と荷物の受け取り
到着後、入国審査と荷物の受け取りを終えるまでに、便が重なる時間帯はかなり時間がかかることがあります。終電が近い時刻の到着では、この時間が乗れるかどうかを左右します。移動手段を決めるのは、到着ロビーに出てからで間に合います。
②まず「終電に間に合うか」を確認する
桃園メトロの時刻表検索で、台北駅発の最終付近は次のとおりでした。快速列車が23:00発、普通列車が23:08、23:23、23:38発です(検索結果に表示された範囲)。空港発の時刻は、公式サイトの「時刻表と運賃の検索」で出発駅を空港に切り替えて確認してください。公式サイトの注記にも、実際の到着時刻は当日の運行状況で変わるため、余裕をもって行動するよう書かれています。
③宿の場所で手段を決める
| 状況 | 向いている手段 | 理由 |
|---|---|---|
| 台北駅・西門・中山周辺に泊まる | 空港MRT | 台北駅が終点。西門や中山へは台北駅からMRTで乗り継げる |
| 荷物が多い、乗り換えを避けたい | バス | 荷物を預けて座っていられる。所要時間は道路状況で変わる |
| 3人以上、小さな子ども連れ | タクシー | 人数で割ると負担が下がり、宿の近くまで行ける |
| MRTの終電を過ぎた | バスかタクシー | 運行状況は当日、空港の案内表示で確認する |

空港MRT:公式サイトで確認した数字
空港MRTには、停車駅が少ない快速列車(直達車)と、各駅に停まる普通列車があります。運賃は同じです。桃園メトロの運賃表では、台北駅(A1)から空港第1ターミナル(A12)・第2ターミナル(A13)までは、どちらも160元でした。
| 区間 | 快速列車 | 普通列車 | 運賃(片道) |
|---|---|---|---|
| 台北駅(A1)〜第1ターミナル(A12) | 約36〜38分 | 約48分 | 160元 |
| 台北駅(A1)〜第2ターミナル(A13) | 約39〜40分 | 約50〜51分 | 160元 |
運賃表によると、快速列車は台北駅(A1)、新北産業園区(A3)、長庚医院(A8)、空港第1ターミナル(A12)、空港第2ターミナル(A13)に停車し、普通列車は全駅に停まります。台北駅まで行くなら、運賃が同じである以上、快速列車を待つほうが10分ほど早く着きます。台北駅発の初電は快速列車の5:30です。
運賃は改定されることがあります。乗る前に桃園メトロ公式サイト(日本語)の「時刻表と運賃の検索」で確認してください。

台北駅に着いてから:市内のMRTに乗り継ぐ
宿が台北駅から離れている場合は、台北駅から先の市内MRTへの乗り換え時間も見込んでおいてください。市内での乗り方は台北MRTの乗り方にまとめています。
帰国日に使える「インタウンチェックイン」
桃園メトロの公式サイトには、台北駅(A1)と新北産業園区駅(A3)で搭乗手続きができる「インタウンチェックイン」の案内があります。市内で手荷物を預けられれば、空港まで身軽に移動できます。対象の航空会社と受付条件は限られているため、利用できるかどうかは公式サイトの案内と利用する航空会社の情報で事前に確認してください。
朝の列車の間隔をどう読むか
公式サイトで台北駅から第1ターミナル(A12)までを検索した結果(2026年9月19日、4:00以降)を、朝の時間帯だけ抜き出します。
| 種別 | 台北駅発 | 第1ターミナル着 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 快速 | 5:30 | 6:06 | 36分 |
| 快速 | 6:00 | 6:36 | 36分 |
| 普通 | 6:08 | 6:56 | 48分 |
| 快速 | 6:15 | 6:51 | 36分 |
| 快速 | 6:30 | 7:06 | 36分 |
| 普通 | 6:38 | 7:26 | 48分 |
表を見ると、朝は快速列車が15分前後の間隔で走っており、普通列車の到着は快速列車の後発より遅くなっています。たとえば6:08発の普通列車は6:56着ですが、6:15発の快速列車は6:51着です。あとから出る快速列車のほうが先に着くため、急ぐ場合は普通列車に乗らず快速列車を待つ価値があります。これはあくまで参考の時刻表で、実際の運行は当日の状況で変わります。
人数が増えたときの費用の考え方
MRTは1人ごとに運賃がかかります。片道160元なので、2人で320元、4人で640元です。バスやタクシーの料金は人数によって一人あたりの負担が変わるため、人数が多いときは、空港の窓口や案内で確認した金額を人数分のMRT運賃と並べて比べてください。荷物の量や宿までの乗り換え回数も判断材料になります。
バスとタクシー:数字を書かない理由
空港バスは複数の会社が運行しており、行き先によって路線が分かれます。荷物を預けて乗り換えなしで宿の近くまで行けるのが利点ですが、所要時間は高速道路の混雑で大きく変わります。路線番号・運賃・運行時間は今回公式サイトで確認できなかったため、記載していません。到着ロビーのバスチケット窓口で宿泊先の名前を伝えると、該当する路線を案内してもらえます。

タクシーは、人数が多いときや、小さな子ども連れで乗り換えを避けたいときの選択肢です。料金は距離と時間帯で変わり、夜間は割増になることがあります。配車アプリを使えば行き先を文字で伝えられますが、アプリの利用には現地で使える通信環境が必要です。空港でSIMやWi-Fiを受け取ってから呼んでください。通信手段の選び方は韓国・台湾の通信手段で解説しています。
ターミナルを間違えないために
桃園国際空港には第1ターミナルと第2ターミナルがあり、航空会社によって使うターミナルが違います。MRTはどちらにも駅があり、運賃は同じ160元ですが、台北駅からの所要時間は第2ターミナルのほうが3分ほど長くなります。到着時はあまり気にする必要がありません。注意が必要なのは帰国日です。eチケットに書かれたターミナル番号は、前日のうちに確認しておいてください。
現金と両替の考え方
到着ロビーでは、当座の交通費として少額だけ現地通貨を用意しておくと安心です。台湾は空港と市内の両替レートの差が比較的小さいとされます。詳しい比較は台湾の両替はどこですべきかを参照してください。
市内に着いたあとの計画
移動手段が決まったら、次は市内での過ごし方です。日程の組み立て方は台北2泊3日モデルコースに、持ち物の準備は台湾旅行の持ち物チェックリストにまとめています。
この記事の数字の出典
本文中の運賃・所要時間・停車駅・台北駅発の時刻は、次の桃園メトロ公式サイトの「時刻表と運賃の検索」と運賃表に基づきます。確認日は2026年9月19日です。
- 桃園メトロ公式サイト(日本語):https://www.tymetro.com.tw/tymetro-new/jp/index.php
- 桃園国際空港公式サイト:https://www.taoyuan-airport.com/(バス・タクシーの案内。今回は具体的な数字を取得できなかったため、本文に金額は記載していません)
運賃改定やダイヤ変更は予告なく行われます。実際に移動する前に、上記の公式サイトで最新の情報をご確認ください。



