台湾旅行の最初の関門が、桃園国際空港から台北市内への移動です。複数のアクセス方法があり、それぞれ料金や所要時間が異なります。
この記事ではMRT・バス・タクシーの3つの方法を比較して、あなたの旅行スタイルに合った選び方を紹介します。

桃園国際空港について
桃園国際空港(台湾桃園国際機場)は台北市から西へ約40km離れた場所にあります。第1ターミナルと第2ターミナルがあり、日本からの直行便はどちらかに到着します。
到着後、入国審査・税関を抜けると到着ロビーに出ます。そこから市内へのアクセス方法を選びます。
方法1:MRT桃園空港線(最もおすすめ)

特徴
空港と台北市内を結ぶ地下鉄路線です。定時運行で渋滞の影響を受けないため、時間が読みやすいのが最大のメリットです。
料金・所要時間
台北車站(台北駅)まで:
- 普通車:約35分・160NTD(約640円)
- 直達車(直行):約35分・160NTD(直行のため停車駅が少ない)
運行時間:6時頃〜23時頃(始発・終電は時期により変動するため要確認)
乗り方
- 到着ロビーの案内表示に従ってMRT乗り場へ
- 自動券売機で切符を購入(または悠遊カードを使用)
- ホームでMRTに乗車
- 台北車站で下車(市内中心部はここが起点)
悠遊カードがあれば改札をスムーズに通過できます。空港到着後すぐに購入することも可能です。
おすすめ度:◎
渋滞知らずで、料金も手頃。台北車站から各エリアへのMRT乗り換えもスムーズなため、多くの旅行者にとって最適な選択肢です。
方法2:バス(国光客運・大有巴士など)

特徴
複数のバス会社が空港から台北市内各方面へ路線を運行しています。MRTより停車駅・降車地点の選択肢が多いのが特徴です。
料金・所要時間
台北市内まで:約45〜70分(道路状況による)・90〜145NTD程度
ホテルの近くに直接停車する路線もあるため、宿泊先によってはMRTより便利な場合があります。
乗り方
- 到着ロビーのバスカウンターで行き先を伝えてチケット購入
- 案内された乗り場でバスに乗車
- 目的のバス停で下車
おすすめ度:○
渋滞の影響を受けやすい点がデメリットですが、料金は手頃で、目的地によってはMRTより便利なこともあります。
方法3:タクシー
特徴
最も荷物に余裕がある方法です。深夜・早朝の到着便でも利用しやすいのが魅力です。
料金・所要時間
台北市内まで:約40〜60分・1,000〜1,300NTD程度(約4,000〜5,200円)
高速道路代が別途加算される場合があります。
乗り方
- 到着ロビーのタクシーカウンターで配車を依頼
- メーター制のタクシーに乗車
- 目的地のホテルなどで下車
白タク(無許可の客引き)には注意し、必ず正規のタクシーカウンターを利用してください。
おすすめ度:○
人数が多い場合(3〜4人)は1人あたりの料金がMRTと近くなることもあり、荷物が多い場合や深夜到着時に向いています。
比較表
| 方法 | 料金 | 所要時間 | 渋滞の影響 | おすすめの場面 |
|---|---|---|---|---|
| MRT | 160NTD | 約35分 | なし | 荷物が少ない・時間重視 |
| バス | 90〜145NTD | 約45〜70分 | あり | ホテルが特定路線沿い |
| タクシー | 1,000〜1,300NTD | 約40〜60分 | あり | 深夜到着・グループ・荷物多め |
松山空港を利用する場合
台北市内中心部に近い松山空港に到着する場合は、MRT松山新店線で市内まで約10〜15分とさらに便利です。日本からの一部の便(羽田など)は松山空港に到着することがあるため、事前にどちらの空港かを確認しておきましょう。
出発前の確認ポイント
- 到着時間が深夜・早朝かどうか(MRTの運行時間外ならタクシー一択)
- 同行者の人数(人数が多いほどタクシーのコスパが上がる)
- 荷物の量(大きなスーツケースが複数ある場合はタクシーが楽)
- 宿泊先の最寄り駅・バス停の確認

まとめ
桃園国際空港から台北市内へは、荷物が少なく時間を有効に使いたいならMRTが最も合理的です。深夜到着やグループ旅行の場合はタクシーも検討してみてください。
悠遊カードを空港で購入しておけば、MRT乗車から市内観光までスムーズに移動できます。到着後の移動手段を決めておくだけで、旅の出だしが大きく変わります。



