台北人気夜市と台湾グルメ満喫!ショッピング楽しむ完全ガイド【台湾旅】
はじめに:台北の夜市文化
こんにちは、旅行好きの皆さん!台湾といえば、美味しいグルメと活気あふれる夜市が魅力ですよね。台北の夜市は単なる屋台の集まりではなく、台湾の文化や日常生活を体験できる場所です。地元の人々と同じ空間で食事を楽しみ、雑貨を見つけ、台湾の息づかいを直に感じることができます。
今回は台北で絶対に訪れるべき人気夜市をご紹介します。台湾旅行の計画を立てている方、台北の夜市を効率よく楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください!
台北の人気夜市5選
1. 士林夜市(シーリンイエシー)- 台北最大の夜市
営業時間: 16:00〜24:00頃(店舗により異なる)
アクセス: MRT淡水線「士林駅」から徒歩5分
台北を代表する最大級の夜市、士林夜市。台湾の夜市デビューにぴったりの場所です。広大なエリアには数百もの屋台や店舗が軒を連ね、食べ物から衣類、アクセサリーまで何でも手に入ります。
絶対食べたいグルメ:
- 大餅包小餅(ターピンパオシャオピン)- 外はカリッと中はもちもちの台湾風クレープ
- 胡椒餅(フージャオビン)- アツアツジューシーな肉汁たっぷりの胡椒餅
- 士林大香腸(シーリンダーシャンチャン)- 甘辛いタレで味付けされた大きな台湾ソーセージ
ショッピングのポイント: 雑貨や衣類の店は値段交渉ができる場所が多いので、最初から希望価格の7割程度で交渉してみましょう。笑顔で「便宜一点」(ピエンイーイーディエン:もう少し安くして)と言うのがコツです。
2. 寧夏夜市(ニンシャーイエシー)- グルメ天国の小規模夜市
営業時間: 18:00〜24:00頃
アクセス: MRT中山駅から徒歩10分
寧夏夜市は比較的小規模ながら、グルメ特化型の夜市として地元民にも人気。観光客が少なめで、本場の台湾料理を味わいたい方におすすめです。一本道に屋台が並ぶシンプルな構造で迷う心配もありません。
絶対食べたいグルメ:
- 臭豆腐(チョウドウフ)- 独特の香りと風味が魅力の発酵豆腐
- 蚵仔煎(オアジェン)- カキ入りの台湾風お好み焼き
- 牛肉湯(ニウロウタン)- 台湾風牛肉スープ
おすすめポイント: 屋台が多すぎず、1〜2時間で効率よく回れるサイズ感。食べ歩きだけでなく、小さなテーブル席がある店も多いので、ゆっくり食事を楽しめます。
3. 饒河街観光夜市(ラオホージエグアンヨウイエシー)- 松山エリアの定番
営業時間: 16:00〜24:00頃
アクセス: MRT松山線「松山駅」から徒歩3分
地元の人々の日常生活に溶け込んでいる饒河街夜市。整然と並ぶ屋台と清潔な環境が特徴で、初めての台湾旅行でも安心して楽しめます。
絶対食べたいグルメ:
- 福州世祖胡椒餅 – 行列のできる人気の胡椒餅
- 藥燉排骨(ヤオドゥンパイグー)- 漢方入りの薬膳スープで煮込んだスペアリブ
- 麻辣臭豆腐(マーラーチョウドウフ)- しびれる辛さが特徴の麻辣味の臭豆腐
ショッピングのポイント: 雑貨や洋服だけでなく、台湾茶やドライフルーツなど、お土産にぴったりの食品も充実しています。
4. 臨江街観光夜市(リンジャンジエグアンヨウイエシー/通化夜市)- おしゃれエリアの夜市
営業時間: 18:00〜24:00頃
アクセス: MRT信義線「信義安和駅」から徒歩10分
地元の人に「通化夜市」と呼ばれ親しまれているこの夜市は、比較的新しいエリアにあり、若者やおしゃれな客層で賑わっています。
絶対食べたいグルメ:
- 生煎包(シェンジェンバオ)- 焼き小籠包のような見た目の点心
- 蔥油餅(ツォンヨウピン)- 台湾の定番ネギパンケーキ
- 古早味剉冰(グーザオウェイツォビン)- 昔ながらのかき氷
おすすめポイント: 東区という台北のおしゃれエリアに位置しているため、夜市の前後にカフェやショッピングも楽しめます。
5. 華西街観光夜市(ホワシージエグアンヨウイエシー)- 台北最古の夜市
営業時間: 16:00〜24:00頃
アクセス: MRT板南線「龍山寺駅」から徒歩10分
台北最古の夜市として知られる華西街夜市。かつてはエキゾチックな食材を扱う店も多かったですが、現在は一般的な台湾グルメも充実しています。近くには有名な龍山寺もあり、観光と組み合わせるのがおすすめ。
絶対食べたいグルメ:
- 蛇料理(専門店が数店舗あります)
- 炒米粉(チャオミーフェン)- 台湾風焼きビーフン
- 豬脚(ズージャオ)- とろとろに煮込んだ豚足
おすすめポイント: 他の夜市と比べると規模は小さめですが、歴史ある雰囲気を味わえます。龍山寺と合わせて訪れるのがおすすめです。
夜市を100%楽しむためのコツ
基本情報
- 服装: 動きやすい服装と歩きやすい靴がベスト。夏は特に暑いので涼しい服装で。
- 持ち物: 小銭・少額紙幣、ウェットティッシュ、エコバッグ(お土産用)
- 支払い: 基本的に現金払いですが、一部の店舗ではクレジットカードやモバイル決済も可能です。
- 言語: 中国語が基本ですが、人気店では日本語や英語のメニューがある場合も。指さしや写真を見せると注文しやすいです。
食べ歩きのコツ
- 行列が長い店は美味しい証拠:
台湾人が並んでいる店は間違いなく美味しいので、勇気を出して並んでみましょう。 - 少しずつ複数の店で楽しむ:
一つの店で大量に注文するよりも、少量ずつ複数の店で食べ歩くのが夜市流。 - 地元の人の真似をする:
どの店が良いか迷ったら、地元の人が多く利用している店を選びましょう。 - 食べ歩きと座り込み店の使い分け:
立ち食いの屋台と、椅子とテーブルがある店を上手く組み合わせて休憩しながら楽しみましょう。
衛生面の安心ポイント
- 台湾の夜市は政府の衛生管理が厳しく、定期的な検査が行われています。
- 多くの人で賑わう人気店は回転が早く、食材も新鮮です。
- 心配な方は、調理過程が見える店や、地元の人で混んでいる店を選びましょう。
- 水道水は避け、ミネラルウォーターや加熱した飲み物を選ぶと安心です。
ゲームも楽しめる!夜市の屋台ゲーム
食べ歩きだけじゃない!夜市ならではの屋台ゲームも台湾体験の一つです。
- 釣り堀: 小さな魚やエビを釣る子供向けゲーム
- 射的: 景品を狙って空気銃で的を撃つゲーム
- ダーツ: 風船などを狙って投げるシンプルなゲーム
特に士林夜市では多くのゲーム屋台があり、地元の若者も楽しんでいます。
夜市だけじゃない!台北のおすすめグルメスポット
夜市の魅力をたっぷりご紹介しましたが、台北のグルメは夜市だけではありません。昼間から楽しめるグルメスポットや、より本格的な台湾料理を味わえる場所をご紹介します。
朝食から始める台湾グルメ
台湾の朝食文化は日本とは一味違います。朝から熱々の小籠包やサクサクの揚げパンを食べる文化に触れてみましょう!
1. 阜杭豆漿(フーハンドウジャン)- 朝食の名店
場所: 台北市中正区忠孝東路一段108号2F
営業時間: 5:30〜12:30(日曜定休)
アクセス: MRT板南線「善導寺駅」から徒歩5分
早朝から行列ができる台北きっての朝食の名店。サクサクの揚げパン「油條(ヨウティアオ)」と温かい豆乳「豆漿(ドウジャン)」の組み合わせは、台湾の朝食の定番です。特に卵入りの揚げパン「蛋餅(ダンビン)」は絶品!
2. 鼎泰豊(ディンタイフォン)- 世界的に有名な小籠包
場所: 台北市信義区松高路11号(台北101内)ほか市内に複数店舗
営業時間: 10:00〜21:00(店舗により異なる)
アクセス: MRT信義線「台北101/世貿駅」直結
ミシュランの星も獲得した世界的に有名な小籠包専門店。皮の薄さ、肉汁の豊かさ、蒸し加減の完璧さのすべてが絶妙です。台北101店は観光客に便利ですが、本店の信義店も風情があります。
ローカル感満載の食堂街
1. 永康街エリア – カフェと食の激戦区
場所: 台北市大安区永康街周辺
アクセス: MRT東門駅から徒歩3分
台北を代表するグルメストリート。老舗の牛肉麺から、おしゃれなカフェ、マンゴーかき氷の名店「冰館」まで、多彩な食文化を楽しめます。特に「金峰魯肉飯」の魯肉飯(ルーローファン)は、シンプルながら奥深い味わいで人気です。
2. 饒河夜市の昼営業店 – 地元の味を昼間から
夜市として紹介した饒河街ですが、実は昼間から営業している店も多数。特に以下はおすすめです:
- 梁記嘉義鶏肉飯: シンプルだけど奥深い鶏肉飯は台湾の定番グルメ
- 劉芋仔: さつまいもを使った伝統的な台湾スイーツの専門店
カフェ文化を楽しむ
台北はコーヒー文化も盛んで、ユニークなカフェが街中に点在しています。
1. 松山文創園区のカフェ群
場所: 台北市信義区光復南路133号
アクセス: MRT松山線「松山駅」から徒歩5分
かつてのタバコ工場を改装した文化創造パーク内には、デザイン性の高いカフェが多数。「SPOT-Taipei」や「小器食堂」など、建築とカフェ文化を同時に楽しめます。台湾茶をアレンジした創作ドリンクもおすすめです。
2. 中山エリアのレトロカフェ
場所: 台北市中山区周辺
アクセス: MRT淡水信義線「中山駅」周辺
日本統治時代の建物をリノベーションしたカフェが点在する中山エリア。特に「小隱茶庵」や「立禾米咖啡」では、レトロな空間で台湾式のアフタヌーンティーが楽しめます。
台北ショッピングの醍醐味 – 夜市以外のお買い物スポット
最新トレンドを追いかける
1. 西門町(シーメンディン)- 若者の聖地
場所: 台北市万華区西門町エリア
アクセス: MRT板南線/松山新店線「西門駅」直結
台湾のハラジュクとも呼ばれる若者の街。ファッション、コスメ、雑貨など、最新のトレンドアイテムが揃います。特に日本のサブカルチャーの影響を受けた商品も多く、日本人にも親しみやすい雰囲気です。
おすすめショップ:
- 誠品生活西門店: 台湾を代表する書店チェーン誠品の生活雑貨店
- 益昌大押: 台湾らしいノスタルジックな雑貨が揃う老舗店
- NET や HANGTEN: 台湾発のカジュアルファッションブランド
2. 台北101とシンイー区 – 高級ショッピング
場所: 台北市信義区信義路五段周辺
アクセス: MRT信義線「台北101/世貿駅」直結
台北の高級ショッピングエリア。台北101内のショッピングモールでは、国際ブランドと共に、台湾の高級デザイナーブランドも並びます。特に「新光三越」は台湾最大のデパートチェーンで、日本の百貨店に似た品揃えと雰囲気が特徴です。
ローカル雑貨とお土産探し
1. 迪化街(ディーホアジエ)- 問屋街の風情
場所: 台北市大同区迪化街一段
アクセス: MRT中和新蘆線「大橋頭駅」から徒歩10分
清朝時代から続く問屋街で、今も漢方薬、ドライフルーツ、中国茶などの専門店が軒を連ねます。近年はリノベーションされた古い建物にデザイナーズショップやカフェもオープンし、新旧の文化が混在する魅力的なエリアです。
おすすめの買い物:
- 台湾茶: 文山包種茶、東方美人茶など台湾の名茶
- ドライフルーツ: 台湾産のドライマンゴーやドライパイナップル
- 包装紙や古い看板デザインの雑貨: 台湾らしいレトロなデザインが人気
2. 華山1914文創園区 – 創作系雑貨の宝庫
場所: 台北市中正区八徳路一段1号
アクセス: MRT板南線「忠孝新生駅」から徒歩5分
かつての酒造工場を改装した文化創造パーク。台湾の若手デザイナーの作品を扱うショップが集まり、ユニークで創造的な雑貨が見つかります。定期的に開催されるマーケットイベントも見逃せません。
おすすめショップ:
- 來好 (LAIHAO): 台湾の伝統と現代をミックスした日用品
- 印花楽 (印花樂): 台湾をモチーフにしたテキスタイルデザインの雑貨
- 來發傘店: 100年以上の歴史を持つ老舗傘店の現代版
ビューティー&コスメショッピング
台湾コスメの魅力を知らない方は必見!日本でも人気の台湾コスメブランドのお店が台北にはたくさんあります。
1. 台湾コスメブランドの専門店
- 屈臣氏(Watsons) や 康是美(Cosmed): 台湾のドラッグストアで、お手頃な台湾コスメが多数
- 我的美麗日記(My Beauty Diary): 台湾を代表するシートマスクブランド
- 森田薬粧(Dr.Morita): 薬局発のスキンケアブランド
2. 東区(ドンチュウ)コスメストリート
場所: 台北市大安区忠孝東路四段周辺
アクセス: MRT板南線「忠孝復興駅」周辺
台湾版の表参道とも言える東区には、国際ブランドから台湾発のコスメブランドまで、美容関連のショップが集中しています。特に「86ショップ」は台湾コスメの宝庫です。
おわりに:五感で楽しむ台北の旅
台北のグルメとショッピングは、夜市だけでなく、昼間からさまざまな場所で楽しめます。歴史ある街並みの中で伝統的な味を堪能したり、最先端のデザインショップで台湾の今を感じたり、台北の旅は五感すべてを使った体験になるでしょう。
台湾の人々は親日家が多く、言葉が通じなくても笑顔で迎えてくれます。ぜひ恐れずに台北の街に飛び込んで、忘れられない思い出を作ってくださいね!
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